K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2008/6/25

モチベーションを高く保って from Scranton

6月17日のノーフォーク・タイズ戦の登板結果は、7回、9安打、3失点、3奪三振でした。立ち上がり、いきなり先頭打者に外角のカットボールを二塁打され、3番打者にもヒットを打たれて1死3塁のピンチを招いてしまいました。苦手なデーゲームでしたし、またも立ち上がりの難しさを痛感させられる展開でした。しかしそのピンチを、カットボールでの三振と、チェンジアップでのショートゴロで、無失点に切り抜けることができました。

2回と3回も走者を背負いながら、粘りのピッチングで無失点。序盤をどうにか凌げると、中盤はリズムに乗れるという最近のパターンで、4、5回は三者凡退に抑えられました。6回、カウント2ストライクと追い込んでから、外を狙ったスライダーが内へ入ってしまったミスショットを本塁打されました。

6回はソロのみの最少失点で抑えたものの、味方打線が得点してくれた直後の7回、ヒット2本で走者をためた後、初球のカットボールを二塁打されて同点にされてしまったことが悔やまれました。その後もピンチは続いたものの、外角のチェンジアップを狙いどおりに引っかけさせてダブルプレー。リードしたまま後続投手につなげられなかったことは残念ですが、7回を投げて逆転されずに交替し、最低限の仕事はできたと思っています。

6月23日のコロンバス・クリッパーズ戦の登板結果は、6回2/3、7安打、無失点、5奪三振でした。この試合も初回と2回の立ち上がりが不安定で、得点圏まで走者をためてしまうピンチを招きながら、どうにか凌いで無失点。やはり前回同様、中盤はリズムに乗って3、4回を単打1本。5回1死1、2塁の場面では、ヒットを打たれながら外野の好返球に助けられて無失点。うちのチームは特に外野の守備がよく、安心して投げることができます。結局この試合は、投手3人で無失点の継投ができました。

マイナーでの先発が続いていますが、毎試合トライアウトのような気持ちで、モチベーションを高く保てています。投げる試合はいつでもベストを尽くし、与えられた役割をしっかりこなせるように頑張ります。