2008/8/9
結果を出し続けて from Scranton
7月31日のシラキュース・チーフス戦の登板結果は、7回、3安打、1失点、5奪三振でした。味方が2点先制した直後の初回、先頭打者に四球を与えてしまったのですが、一死後、ショートがゴロをダイビングキャッチして併殺打にしてくれたことで、波に乗ることができました。2回、3回、4回と三者凡退。真っ直ぐの走りや、スライダーやチェンジアップのキレもよかったので、攻めのピッチングができました。
5回、四球とヒット2本で失点したものの、後続を断ち切って最少失点で抑えられました。7回まで1失点で、8回も投げる予定でしたが、8回の味方の攻撃が長くなったため、そのままリリーフ投手にバトンタッチ。勝利に貢献することができました。
8月5日のポータケット・レッドソックス戦の登板結果は、6回、5安打、無失点、3奪三振でした。立ち上がりを丁寧に攻めすぎてしまう傾向があるのか、この試合でも初回の先頭打者にフルカウントから四球を与え、いきなりピンチを招いてしまいました。また、2回も一死後に2連続四球で、なかなか制球が定まらずに苦しい展開でした。真っ直ぐのリリースポイントが合わず、カウントが稼げなかったのが原因です。ですが、初回、2回ともに、走者を背負ってから無失点で切り抜けました。
4回からは走者がいなくてもセットポジションで投げることで、コントロールが安定しました。また、左打者にファウルで粘られるなどしたときには、アングルを変えるためにスリークウォーターで投げたりなど工夫もしています。3回から6回まで、いずれも走者を背負いながら、要所を締めて無失点。自分の持ち味である粘りの投球で、これからも先発投手として、しっかりゲームを作っていこうと思っています。
ポストシーズンを控えた夏場に合わせて調子を上げていく調整法は、日本時代からずっと自分が心掛けてきたことです。そして今年も、7月からここまで4勝1敗と、調子のよさが結果となって表れています。こうして結果を出し続けることで、いつか認めてもらえる日も来ると思うので、シーズン最後までしっかり自分の投球をしていきたいです。