2009/3/9

オープン戦順調です　from Tampa

オープン戦２試合に登板し、内容も結果もよく、いいアピールができているように感じています。まずは２月28日のミネソタ・ツインズ戦、６回から５番手として登板し、２回、１安打、１奪三振、無失点でした。デーゲームで中継ぎ登板という、自分にとっては最も苦手な条件でしたが、今はそんなことを気にしていられる場合でもないので、自分らしさを出していくことだけを心掛けてマウンドへ上がりました。カウント負けしないように、ストライクを先行させる投球ができ、四球を与えなかったことが、いい結果につながったように思います。立ち上がりを無失点に切り抜けさえすれば、あとは波に乗って自分のペースに持ち込めるのも、今、成長を実感できている部分です。

次は３月５日のカナダ代表戦、３回から３番手として登板し、３回、１安打、１死球、２奪三振、無失点でした。この試合は、ここまでで最もいい内容だったと思います。先発が１死も取れずに大量失点で崩れた後、予定より早めに登板機会が訪れましたが、メジャーの選手が多いチームが相手だったので、アピールできるとプラスに考え、「ロングマン」としての役割をしっかりこなそうと思いました。もちろん、自分の気持ちの中では先発という思いで、３回を投げきることが目標でした。１イニング目を無失点に終え、そこからはスイスイと気分良く投げられました。スライダーとカットボールを思ったところへコントロールできたので、この時期としてはいい状態だと手応えを感じています。

いまは、結果を出し続けることが大切ですが、失敗したら……、などと考えるのではなく、自分のいい部分を積極的に出していき、チャンスを掴むんだという、積極的な気持ちで試合に臨んでいます。これからも多くの試合で投げて、アピールを続けていきます。