2008/7/30
チャレンジしつづけること from Scranton
7月21日のリッチモンド・ブレーブス戦の登板結果は、7回、4安打、3失点、3奪三振でした。オールスターを挟んで中11日という調整の難しい試合でしたが、肩肘を休ませることができたので、リフレッシュして試合に臨むことができました。立ち上がりの一死後に四球を出して1失点しましたが、その後は2回、3回と三者凡退で、流れに乗ることができました。真っ直ぐの走りがいまひとつで、スライダーとチェンジアップのコンビネーションに頼るピッチングながら、7回までゲームを作れてよかったです。
7月26日のロチェスター・レッドウィングス戦の登板結果は、6回、6安打、2失点、2奪三振でした。この試合は、4回に無死満塁、5回に先頭打者を四球で出すというピンチを招きましたが、ともに最少失点で食い止められて、チームの勝利につなげることができました。真っ直ぐの細かい制球力に問題があったものの、スライダーとチェンジアップのキレがよかったので、前回同様、粘りのピッチングでゲームを作れました。夏場になって投球が安定してきましたし、ここまで10勝5敗と結果も出ているので、このままの調子を維持して後半戦に挑みたいです。
そんな中、キャッシュマンGMから、メジャーリーグの40人枠から外れたことを通達されました。ここまでヤンキースでは、マイナーで先発として結果を出していましたが、なかなかメジャーでの先発機会がなく、苦手な中継ぎでの登板などで、納得のいく投球ができずにいました。今回40人枠から外れたことで、他のメジャー球団へ移籍できる可能性も広がりましたし、自分自身は好機だと前向きに捉えています。
日本にいたときから、メジャーに挑戦したいという夢を持ってここまで来ました。この先も、メジャーに挑戦したいという夢に変わりはありません。今回のことも、ひとつのステップだと考えています。日本に戻る気はまったくないですし、まだチャンスはあると信じています。メジャーリーガーとして活躍できる日が来るまで、モチベーションを高く維持して、チャレンジしつづけます。