2013/7/26
無失点の前半最終戦。 from Osaka
7月15日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦の登板結果は、
6回、5安打、無失点、3奪三振でした。
オールスターブレイク前の最後の先発登板となりましたが、
体調は良く、楽天相手に昨年も今年も投げてきて、
打線の特徴なども把握できてきているので、
しっかりゲームを作って、後半戦へ向けてのいい締めくくりができればと、
京セラドームのマウンドに臨みました。
初回の先頭打者に気をつけるのは毎試合同じですが、
この試合ではこれまでいいバッティングをされてきた聖澤選手から三振を奪うことができ、
いちばんいい形でゲームに入っていくことができました。
ただ、真っ直ぐが抜け気味になることがあり、2番、3番打者に死球と四球を与えてしまい、
1死1、2塁と難しい局面を迎えてしまいました。
ここで4番のジョーンズ選手を、スライダーでショートへの併殺打に打ち取れたことは、
この試合における大きなポイントだったと思います。
その後、2、3、4、5回と、毎回先頭打者を出塁させてしまう展開で、厳しいピンチが連続しました。
真っ直ぐのコントロールがばらついていたのもその要因の一つではありました。
それをなんとか試合の中で修正していき、そして調子が良かった変化球で要所を打ち取ることで、
毎回ピンチを凌いでいきました。
3回は四球と2本のヒットで、5回は2本の内野安打で、
ともに4番のジョーンズ選手を迎えるというピンチでした。
この試合は初回も含めてピンチでジョーンズ選手と対戦する巡り合わせになりましたが、
3回はライトフライで、5回は三振で切り抜けることができ、
抑えるのと打たれるのとは紙一重というところでしたが、
うまくいい結果につながってほっとしました。
そして6回、最後のイニングは三者凡退だったので、
いいかたちで後続の投手に後を託すことができました。
ピンチの連続になってしまいましたが、自分の持ち味である粘り強さを発揮し、
先制点を与えないという気持ちを切らさず、無失点に凌ぐピッチングができたことは、
後半戦へ向けて手応えを感じることができました。
残念ながらこの試合は勝利することができませんでしたが、
まだパ・リーグは混戦状態で、連勝できれば上位に抜け出すことができるので、
後半戦もしっかりゲームを作って、安定感あるベテランらしい投球をし、
チーム躍進のために先発としての役割を果たしていきたいと思っています。
後半戦も、ご声援よろしくお願いいたします。