2013/7/16

今季３勝目の日ハム戦。　from Sapporo

７月６日の北海道日本ハムファイターズ戦の登板結果は、
７回２／３、４安打、無失点、７奪三振でした。

ここまでローテーションで中６日の登板を続けてきて、
初回の立ち上がりさえ無難に入れれば、ゲームが作れるというイメージができているので、
この試合でも先頭打者に気をつけて試合に入っていきました。
特にこの試合の先頭打者の陽選手は調子がいいと聞いていたので、
早めに追い込んで内角の真っ直ぐでサードゴロに打ち取れたことで、
いい滑り出しになったと思います。

２回、４番の中田選手のヒットは致し方ないとして、５番の小谷野選手への四球は自分のミスでした。
この試合唯一の四球のあと、送りバントを決められて１死２、３塁となり、
この場面は少ない失点ならよしとしようと開き直って投げていきました。
しかし、７番鵜久森選手、８番今浪選手と、狙いどおりに小フライを打たせることができ、
ファーストファウルフライとセカンドフライで、無失点で切り抜けることができました。

今季はピンチを粘り強く乗り越えることで、やがては自分のリズムに乗っていけるという投球ができています。
この試合も、２回のこのピンチと、４回の２死１、２塁のピンチを無失点で凌げたことが大きく、
ピンチのあとの３回、５回はともに三者凡退でした。
そして、この試合では味方打線が３回に１点、６回に３点を挙げてくれたことで、
精神的にも楽に投げることができ、６回、７回も三者凡退に抑えることができました。

またこの試合は、昨年までチームメートだった木佐貫選手との投げ合いになったので、
２人で互いにいい投球をして、好ゲームにできたらという思いがあり、
５回まで１点だけしか入らない投手戦ができてよかったと思っています。
それに、やはり昨年までチームメートだった大引選手との対戦も楽しみで、
狙い球がわかっていただけに、３打席を無安打に抑えられてよかったです。

１１５球は今季最多の投球数となりましたが、ファームで５月１日に１２９球を投げて完封しているので、
スタミナの面では自信がありました。それに、うちの投手陣は後ろに頼もしい選手たちが揃っているので、
安心して飛ばしていけますし、ゲームさえ作れればいい試合に持ち込めるという気持ちもあります。

自分の役割は、先発としてゲームを作ることはもちろん、
ベテランとして求められているのは安定感だと自覚しているので、
今後もこのような試合を続けてチームの勝利に貢献していきたいと思っています。
それに、苦手なデーゲームが続く土曜日のローテーションを、なんとかここまで凌いできたので、
次回はナイトゲームで、また自分らしい投球ができればと思っています。