2010/3/25

マイナーでのキャンプ　from Tampa

メジャーのキャンプには招待選手として参加していましたが、２試合の登板機会を与えられたのみで、マイナーのキャンプに行くことを通達されました。オープン戦での起用法を含め、戦力として見てもらえていないことはわかっていましたし、遅かれ早かれマイナーのキャンプに行くことを予期していました。もちろん、メジャーで活躍することが目標ではありますが、このキャンプ中に招待選手からメジャーに上がろうというつもりは最初からなかったので、予定どおりだなという感じです。

メジャーでは、突然投手がいなくなったときになどの緊急時に登板を告げられ、コンディショニングの計画をなかなか立てることができずに苦労しました。しかし、マイナーでは登板予定を告げられるので、しっかり調整ができています。マイナーのキャンプでいい準備をして、シーズンで自分の力を出すことが、メジャーへ上がるという目標への近道だと、最初からそう思って取り組んできました。いまはマイナーの開幕に合わせていくことだけに集中できています。

打撃投手、紅白戦、そしてオープン戦と、マイナーでは順を追って計画的に登板できています。今年は春先からチェンジアップが好調なので、それを軸として、スライダーと真っ直ぐも、徐々に磨きをかけていけたらと思っています。メンバーの半分ほどは顔見知りで、気候も環境もいいですし、充実してトレーニングに励んでいます。今後はオープン戦に先発や中継ぎで何度か登板し、イニング数を増やしていって、４月３日からの開幕に備えていきます。

トレーニングの合間には、スタッフと一緒にパターゴルフやレーザータグをして気分転換をしています。レーザータグは日本では馴染みが薄いのですが、レーザーを発するモデルガンを持って撃ちあうゲームです。震動で当たったことはわかるベストを着て、スタッフと撃ちあって結構楽しめました。

それでは次回、またオープン戦の登板結果などをお伝えできればと思います。これからも目標に向かってしっかり準備を整えられるよう、頑張っていきます。