2011/6/22
2Aと3Aでの先発登板 from Trenton
2Aのトレントンと、3Aのスクラントンで、それぞれ先発登板がありました。
まず、6月7日のレディング・フィリーズ戦の登板結果は、
6回2/3、3安打、1失点、4奪三振でした。
前回や前々回の登板で、肩胛骨まわりに張りを感じていたため、
この日は投球練習を20球ほどで済ませ、
試合に臨むことにしました。
また、前日チームメートの岡本投手のピッチングを見ていて、
インコースを効果的に攻めることで結果を出していたので、
これまで自分はアウトコース中心の攻めで痛打されていたこともあり、
今回はインコースを多めに投げてみようと意識してみました。
立ち上がりこそ単打を2本打たれ、無死1、2塁のピンチになりましたが、
3番を一塁ゴロ、4番を三振、5番をショートフライで無失点。
そこからは6回まで、ピンチらしいピンチもなく、
テンポよく投げることができました。
インコースを攻めることは、やはり有効で、
日本時代、外国人選手を打ち取っていた頃を思い出しました。
2Aでは、一発を警戒しすぎてアウトコースの真っ直ぐが中心だと、
逆に思いきり踏みこまれてフルスイングされるケースがありました。
今回は右打者を8人並べられるオーダーだったこともあり、
インコースのクロスファイヤーが、より効き目がありました。
7回に1失点して交代しましたが、投手陣に怪我人が多いため、
なるべく長いイニングスを投げられればと思っていたので、
6回2/3、1失点は、まずまずだったと思っています。
6月12日のシラキュース・チーフス戦の登板結果は、
6回2/3、7安打、2失点、3奪三振でした。
この日は、トレントンで先発予定だったのですが、
チーム事情により、急遽、シラキュースへと向かい、
3Aで先発登板することになりました。
日本からトレーナーさんも駆けつけてくれたことで、
肩胛骨まわりの張りもだいぶよくなり、
不安なくマウンドに上がることができました。
そして、3Aでは自分の成績も重要な意味を持つので、
内容はもちろん、しっかり結果も出せればと思い、試合に臨みました。
2Aと3Aの違いは、相手打者の差よりも、味方の守備力にあると感じています。
やはりスクラントンだと守備が堅く、安心して投げられます。
この試合ではツーシームの制球力があまりよくはなく、
その分、スライダーとチェンジアップで、上手く打ち取れた感じです。
立ち上がり、いきなり四球を出してしまいましたが、
ここをライトフライとサードゴロの併殺打で凌げたことが、
のちの好投につながったと思っています。
5回、先頭打者にソロ本塁打を浴びたものの、
そこで傷口を広げることなく、しぶとく投げていけました。
7回、自分が残した走者を、後続投手のときのエラーで返されたものの、
自責点はソロの1点のみで、役割を果たすことはできたかなと感じています。
うちの打線も1得点のみで、締まった投手戦だったことも、
いいテンポにつながったのでしょう。
さて、これからも、3Aでの登板があるかもしれませんし、
そして、2Aでは、長い遠征が続きます。
8時間のバス移動があったりもしますが、
体調管理に気をつけつつ、この調子で頑張っていきます。