K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2014/4/22

開幕以来の日ハム戦。 from Kobe

4月17日の対北海道日本ハムファイターズ戦の登板結果は、
3回2/3、5安打、5失点、3奪三振でした。


5回1失点だった前回の登板同様、しっかり調整でき、調子もまずまずで、
自分にとっての開幕戦だった日ハム戦で降板して残念な結果だったため、
次こそ同じ相手にいいピッチングができればという思いでマウンドに臨みました。


ポイントは立ち上がりの初回で、先頭の陽選手はフライアウトに打ち取れましたが、
2番の西川選手が四球、3番の大谷選手が三振の後、
2死2塁(西川選手が盗塁)で迎えた4番中田選手に、
2ランホームランを打たれてしまいました。


2ボールになった時点で、1塁が空いていたこともあり、
甘いところへは投げたくないという思いがありました。
サインはスライダーで、なぜかスライダーだけは打たれそうな予感があり、
真っ直ぐかチェンジアップでいければと思ったのですが、
そのままスライダーを低めに投げてしまって、案の定打たれてしまうという、
自分の判断ミスが招いた悔やまれる失点でした。


この初回の失点で自分のリズムを崩してしまい、
2回こそ三者凡退で終えられたのですが、
その後、なかなか流れに乗っていくことができませんでした。
3回は2死1塁から大谷選手に粘られ、バットを折りつつも、
見事なバットコントロールでライト前に運ばれて1失点。
4回は大引選手に外角の真っ直ぐをソロホームランと、
粘りきることができずに4回途中でマウンドを降りることになりました。


打者が頑張って得点してくれているので、投手が最少失点で抑えれば、
チームの勝利につながるはずで、自分がベテランとして、
今回、もう少し粘り強く踏みとどまりたかったのです。


次回は、ピンチを迎えても、要所を締めるような粘りのピッチングを心掛け、
調子がいいチームの流れをそのまま維持する仕事ができればと思っています。