2009/2/19
キャンプ順調です from Tampa
アメリカ入りしてからも順調で、チームと自身の練習メニューをしっかりこなしている毎日です。昨年秋に別れたチームメートたちと再会できて嬉しかったですし、練習する環境や毎日の段取りなども把握できており、右も左もわからなかった2年前とは異なり、気持ちに余裕を持ってキャンプインできました。
日本でしっかりピッチングをしてきたので、タンパでも、ブルペンでの投球内容はまとまっています。アメリカでは球数制限があり、練習中に多くの球数を投げることはないのですが、その範囲内で、いろんな目的意識をもって調整しています。19日には初めて打撃投手を務め、今季初の打者を打席に迎えての投球となりました。1人の打者に対し5球と定められた投球で6人相手に投げ、そのなかには松井秀喜さんも含まれていましたが、ストライクを先行させて、まずまずの内容だったと思います。変化球が浮き気味ではありましたが、それもこれから徐々に修正していきます。
日本では走り込みを重視し、ピッチングもしっかりやってきた分、アメリカに入ってからは、インナーマッスルやウェートトレーニングにも時間をかけています。いまは身体のあちこちに張りを感じている状態です。また体重も、昨年の11月時点より7キロほども落とし、06年くらいに絞れてきました。オープン戦が始まるまでに体を作り、自分の投球ができるようにと考えています。
今回は球場付近の町ではなく、ダウンタウン近くの町を拠点に生活しています。タンパも3年目ともなると、道路や店などすっかり覚えてしまいましたし、安心して生活できています。いま困っていることといえば、自分のパソコンの調子が悪く、日本の情報などをネットで知ることができない状態になっていること程度でしょうか。
今年は招待選手として迎えたメジャーでのキャンプですが、アピールすることを考えるより、自分の投球さえできれば、おのずといろんな人々の目にとまるという思いでいます。メジャーの選手を相手に投げる機会が得られたことを大切にしつつ、結果も出していく努力をしていこうと思っています。