2008/6/17
一歩ずつ前進 from Scranton
6月7日のシラキュース・チーフス戦の登板結果は、7回、2安打、無失点、2奪三振でした。前回、序盤に6失点しながらも、その後を粘ってゼロに抑え、結果的に勝利投手になれたことは、自分にとって大きな自信につながりました。その勢いもあってか、この日はすべての面でうまく試合運びができたように思います。
試合前、投手コーチと個人的にミーティングさせてもらい、相手打線の特徴と攻略法について話し合いました。その甲斐もあって、7回を投げて打たれたヒットは2本だけという、今季開幕戦の無安打無四球試合につぐ好投ができました。真っ直ぐ、ツーシーム、スライダー、チェンジアップ、そして最近マスターしたカットボールと、全球種でストライクがとれ、攻めの投球ができたことがテンポの良さにつながったと思います。
6月12日のリッチモンド・ブレーブス戦の登板結果は、6回1/3、5安打、3失点、6奪三振でした。リッチモンドの球場での登板は、昨年のプレーオフでチームが勝利して以来で、久しぶりのマウンドでした。この試合では新球種カットボールのコントロールが悪く、スライダーに切り替えてなんとか凌ぎました。
立ち上がりの初回と2回は無安打だったのですが、3回、1死から2安打されたあたりからストライクが取れなくなり、2連続四球の押し出しで1失点してしまいました。投手コーチがマウンドに来てくれてから立ち直り、1死満塁のピンチを切り抜けられたことが、この試合のポイントだったように思います。以降は、4、5回を三者凡退。6回も三振2つを奪うなど無失点。7回に四球の走者を置いて2ランを打たれて降板したことが悔やまれますが、3回の崩れかけたところで粘れて、7回までゲームを作れてよかったと思っています。
マイナーでは、先発試合すべてで5回以降まで投げることができており、安定した投球ができています。まだ課題もありますが、一歩ずつ前進し、自分に課せられた役割を果たせるように頑張ります。