2011/9/10
シーズンが終了しました from New York
9月5日の試合をもって、2Aのトレントンのシーズンが終了しました。
自分は8月25日の試合を最後に登板機会はありませんでしたが、
最後には肩肘の状態もよくなり、シーズンオフを迎えることができました。
今季を総括すると、アメリカ5年目にしていろんな経験をしました。
まず、キャンプインしてから東日本大震災で地元茨城が被災し、
家族の安否確認をするために一時国するところからシーズンが始まりました。
これで調整が少し遅れ気味になってしまいましたが、
安心して野球に専念できるようになったことはよかったと思っています。
そして、2Aでの厳しい移動を体験しました。
長いバス移動はもちろんですが、3Aへ上がったことで、
1カ月もホテル暮らしが続いたことは、さすがに最後には慣れはしたものの、
体力的にも精神的にも過酷なものがありました。
野球面では、チェンジアップの精度を磨くなど、
これまでできなかった課題に取り組むことができ、
自分でも成長を実感することができた部分もありました。
残念ながらシーズン途中で故障者リスト入りしましたが、
最後はスピードも意識しつつ腕を強く振るところまで快復しましたし、
腕に異常もなくよかったです。
この時期にシーズンが終了したので、
まずは体をしっかり休め、自主トレへ向けていい状態を作れたらと思います。
昨年同様、早めのスタートが切れそうですし、
これからじっくり体調を整えていきます。
そして、今季をもって、ヤンキースとの契約が終了しました。
この5年間は、長いようで、あっというまだったような気もしています。
来年、どのような立場にいるのかはわかりませんが、
準備をしっかりして、新たなシーズンに臨みたいと思っています。
いまは、シーズンが終了しましたがアメリカに残り、
トレーナーに体をケアしていただいています。
それと、いま暮らしている住居から引っ越しをしなければならないので、
まずは、日本へ送るための荷作りから、作業を少しずつ進めています。
日本へ帰ったら、アメリカではほとんど日本のテレビ番組を見られなかったので、
テレビの前で少しのんびりくつろげればと思っています。