K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2014/3/1

高知キャンプ。 from Kochi

宮古島でのキャンプが終了し、高知へと移動してきました。
宮古島では、当初自分が思い描いていたことが、ほぼ予定通りにできました。
最初の紅白戦での登板後、連日ブルペンに入って100球前後を投げ、
しっかり腕を振ることができ、肩に想定通りの張りが感じられました。
そのため、球速が一時的に落ちたり、また球速が上がったりしながら、
徐々にシーズン本番へ向けての肩を作りつつあります。


紅白戦2戦目は、雨が降る中での登板となりました。
結構降ってはいたものの、投球に影響があるほどではなかったと思うのですが、
先頭打者に四球、次の打者にホームランを打たれ、
いきなり2失点からのスタートとなってしまいました。
それでも、後続はライトフライ、サードファウルフライ、ショートフライと、
フライアウト3つで攻撃を断ち切れたので、
実戦2戦目としては、まずまずだったように感じています。


高知入りしてからも、雨天で球場が使えない中でも、
ドーム練習場で打撃投手を志願して打者相手に投げさせてもらい、
打者との感覚を掴んでいくことができています。
ドーム内にブルペンはなく、平地でのピッチングとなりましたが、
腕を振って投げられましたし、変化球でストライクをとることもでき、
次回のオープン戦登板に備え、いい準備ができました。


これから、オープン戦に登板していくことになりますが、
悔いのないシーズンを送れるよう、
このキャンプ地の高知で、そして関西へ戻ってからも、
今自分がやるべきことを、きちんとこなしていきたいと思っています。


さて、宮古島から高知へは、チームは高松経由でバスを利用しての移動でしたが、
自分は腰の張りが少し不安なのでバスは避け、
一人で飛行機を乗り継いで高知入りしました。
その際、フライトの混雑状況のため、宮古島~石垣島~関西空港という空路で、
まずは一度関西へ戻り、翌日に伊丹空港~高知という、
飛行機3本を乗り継いでの現地入りになりました。


それでも、石垣島の新しい空港のことを以前テレビで見て以来、
いつか行ってみたいと思っていたので、乗り継ぎのための少しの時間でしたが、
石垣島に立ち寄れてよかったです。宮古島から石垣島までは、
小型の飛行機で25分ほどで、着いたらお土産を買って関西へ戻りました。
この短い一人旅は気分転換にもなりました。


高知は宮古島よりももちろん気温は低く、半袖というわけにはいきません。
それでも、関東や関西と比べれば暖かく、
いい環境でトレーニングをさせていただいています。
東部球場は、プロ3年目の黒潮リーグ以来ですが、
当時の記憶はほとんどありません。
まだ休みがないので町へ出る機会もないですが、
この時期に高知へ来るのも本当に久しぶりのことなので、
いつか時間を作って町を歩いてみることができればと思っています。