2013/6/22
7年ぶりの巨人戦。 from Osaka
6月13日の読売ジャイアンツ戦の登板結果は、
5回、6安打、3失点、5奪三振でした。
7年ぶりとなる巨人戦でしたが、メンバーはかなり変わっており、
阪神時代に自分が対戦していたときの印象はなく、
まるで新しいチームのような気がしました。
それでも、強打者が多いことは間違いないですし、
四球で余計なランナーをためてしまうことがないように心掛け、
この日のマウンドに臨みました。
初回を無難に乗りきれば、流れに乗っていけるという気持ちは今回も同様で、
立ち上がりは特に気をつかって投げていきました。
1、2番をサードゴロと三振に打ち取れましたが、3番の坂本選手に二塁打を打たれ、
いきなり得点圏に走者を背負うピンチがやってきました。
しかし、4番の阿部選手をセンターフライに抑え、
初回は制球が定まっていなかっただけに、
ラッキーといってもいい立ち上がりになりました。
2回、3回と、走者を出しながらも無失点に抑えられ、
やはり、初回のピンチを切り抜けたことで、自分のペースで投げることができました。
真っ直ぐは逆球が多かったのですが、チェンジアップとスライダーはまずまずで、
特に走者を出してからはスライダーを効果的に使うことができていたように思います。
相手の先発投手である沢村選手もいいピッチングをしていただけに、
自分が先に点を与えたくはなかったのですが、
4回の先頭打者である5番のロペス選手に、高めに浮いたチェンジアップを、
レフト線にうまく運ばれ、いきなり無死2塁というピンチにしてしまいました。
1塁ゴロと四球で1死3塁となり、ここはゲッツーシフトで併殺打を狙い、
8番打者に狙いどおり二塁へゴロを打たせることができました。
ただ、打球が飛んだコースが悪く、二塁手が送球しにくい場所に転がってしまい、
送球の失策の間に失点を許してしまいました。
このあと、自分が踏ん張って相手打線を封じることができれば、
チームを勢いづかせることができたのかもしれませんが、
9番坂口選手にセンター前へ運ばれ、2点目を与えてしまったことは残念でなりません。
5回にもう1点奪われたところで降板となり、まだ86球という球数だったため、
もっと長いイニングを投げたいところでしたが、流れを変えるためには、
交代も仕方なかったと思っています。
この5回は、ロペス選手の二塁打は、柵越えしなくてよかったと思っていますが、
2番の寺内選手の打球が自分の足元を抜けていったことや、
盗塁を警戒して牽制しながらも、もう一球牽制せず盗塁されてしまったことが悔やまれます。
この登板で、今季交流戦で投げるのは最後でした。
次の登板からは、またパ・リーグの対決になります。
次の試合では、やはり立ち上がりに気をつけることと、
無駄に四球を出さないことなどを念頭に、しっかりゲームを作りつつ、
長いイニングを投げることができれば自ずと、
チームの勝利という結果がついてくると思っています。