K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2009/5/5

ローチェスターとの2試合 from Scranton

4月18日のローチェスター・レッドウィングス戦の登板結果は、7回、3安打、1失点、4奪三振でした。この日は自分にとってのホーム・スクラントンでの開幕戦でした。久しぶりのマウンドでしたが、帰ってきたという感じがして投げやすかったです。

初回、なかなかストライクが取れず、2番打者にストレートの四球を与えてしまうなど、苦しい立ち上がりでした。次の3番打者には、真っ直ぐが高めに浮いたり、カーブが抜けたりしたものの、打ちあげてセカンドフライになったことで助かりました。4番打者には、初球こそ逆球でしたが、最後は外角へのチェンジアップを打たせてダブルプレー。これで流れに乗ることができました。

2、3回は、ストライクが取れるようになり、ともに三者凡退。4回、そのイニングの先頭打者である2番に、初球ストライクを取りにいったところ、レフトスタンドへ運ばれてホームラン。しかし失点はそのソロ一発のみで、以降は積極的にストライクで勝負するピッチングでゼロに抑えることができました。走者を背負ってから、丁寧に低めを突く投球ができたこともよかったです。また、味方の一塁手がベンチに入りそうになりながらファウルフライをキャッチしてくれたり、好守もあっていいリズムで投げられました。

4月25日のローチェスター・レッドウィングス戦の登板結果は、4回、9安打、8失点、2奪三振でした。前回登板した同じ相手で、しかも7イニングスを1失点という結果だったので、アウェイでしたがいいイメージをもって試合に臨みました。ただこの日は強風が吹き荒れていて、風がレフト方向だったため、フライが流されるのが嫌だなと思っていたら、そのとおりの展開になってしまい残念でした。

初回、エラーで出塁した走者を置いて、4番打者にチェンジアップをレフトへホームラン。3回にも低めのチェンジアップを打ちあげさせ、レフトフライに打ち取ったと思ったらホームラン。その他にも、いい当たりをされていないのにポテンヒットになったり、この日は運が悪かったとしかいいようがない結果でした。

ピッチング全体を振り返ると、四球がなかったですし、チェンジアップを低めにコントロールできて、内容はよかったと思っています。内容がよくても、結果に反映されないことは、野球にはよくあることです。ホームランを多く打たれたので、次回以降は減らせればと思っています。