2017/4/7

開幕戦でのチーム初登板 from Sanda

3月31日に正式発表されましたが、
3月25日に兵庫ブルーサンダーズと正式契約し、
選手登録されることになりました。

もちろん、年俸がゼロであることや、
背番号29を含めて、これまでと変わりません。
ただ、選手登録されたことで、
公式戦でも投げさせていただくことが可能になりましたので、
チームの一員として戦力となって、
ファンのみなさんに喜んでいただけるようなピッチングを
お見せしていきたいと思っています。

これまで以上に、マウンドに立てることに、
感謝の気持ちがわいてきています。
この機会を与えてくださった、
チーム、監督、コーチ、スタッフ、
そして応援してくださっているすべての方々に恩返しするつもりで、
自分らしいパフォーマンスを発揮していきます。

まずは3月17日、25日、そして27日に、
オープン戦で調整登板させていただきました。

17日の千里が丘球場での和歌山ファイティングバーズ戦は、
リリーフで1回を投げて2失点でした。
球にばらつきがあり、力みもあって、
まだまだ登板機会が必要と感じる内容でした。

25日の春日スタジアムでの滋賀ユナイテッド戦は、
またリリーフで1回を投げて、今度は無失点でした。
先頭打者相手に2ボールからストライクを取りにいった直球を
センター前に運ばれた以外は被安打はなく、
三振も一つ取れてまずまずの内容でした。

27日の上富田球場での和歌山ファイティングバーズ戦は、
先発で登板し、3回を無失点という結果でした。

守備のエラーも重なって、3回すべてでランナーを背負う展開でしたが、
セットポジションやクイックも試せて、
サインプレーもこなせたので、
試合感覚を取り戻すのにはよかったです。

牽制で走者を刺したことも無失点につながり、
オープン戦最後の登板としては、
とてもいい感触を掴むことができました。

そして、選手登録の発表後に迎えた、
4月2日の公式戦今季開幕戦、
アメニスキッピースタジアムでの06ブルズ戦は、
7回からリリーフで登板しました。

結果は、2回3安打無失点、3奪三振でした。

調子はそれほどよくはなく、
先頭打者にレフト前ヒットを許したものの、
併殺で切り抜け、その後も二塁ゴロで7回は無失点でした。

続く8回は先頭打者に高めの変化球を三塁線へ抜かれ、
長打かな、と思いましたが、
それをシングルで止めてもらえたことが大きかったです。
その後センター前ヒットで無死1、2塁。

しかし、以後は下位打線だったので、
思いきって真っ直ぐで押すピッチングで、
空振り三振、空振り三振、見逃し三振の三者連続三振で、
無失点に抑えることができました。

この日は開幕戦だったこともあり、
観客がたくさん来てくださっていました。
中には自分の登板を楽しみに足を運んでくださったファンもいました。
そういうみなさんの前で、
公式戦に登板し、打者と真剣勝負ができたことは、
自分にとっても、とても大きな喜びでした。

また、たくさんの報道陣も自分のことを取材してくれて、
こういう機会にリーグやチームが注目されることにも、
やりがいを感じています。

これからも、いろんな方々への感謝を、
パフォーマンスによってお返ししていきたいです。
肩も肘もまったく問題なく投げられているので、
どんどん調子も上がってゆくでしょうし、
ホームスタジアムへ観戦しに来ていただき、
たくさん応援してもらえれば嬉しいです。