K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2013/8/6

2軍での再調整。 from Kobe

8月3日の千葉ロッテマリーンズ戦の登板結果は、
4回1/3、7安打、5失点、2奪三振でした。

今回は屋根がないほっともっとフィールド神戸での試合だったので、
それほど蒸し暑さを感じませんでした。
しかし、前回のようにオーバーヒートしないよう、
気をつけながらウォーミングアップに入っていきました。

今回も初回の先頭打者を四球で歩かせてしまったのですが、
これは前回のストライクが入らない苦しい投球と異なり、
フルカウントまで攻めていって、慎重になりすぎての四球だったので、
自分としては心配していませんでした。

2番打者の送りバント失敗で、まず気が楽になり、
続く3番打者のときに盗塁失敗があって2死走者なしになったことで、
この初回を無失点に抑えることができましたし、無難にスタートが切れました。

ところが、2回の先頭打者である5番の里崎選手に、1ボール2ストライクと追いこんでいながら、
甘めのチェンジアップをレフト線に弾き返され、いきなり無死2塁というピンチを迎えました。
6番青松選手は三塁手の正面の打球が抜けてしまう不運なヒットで、ピンチは無死1、3塁と広がってしまい、
7番打者の犠牲フライで1失点、8番打者のファーストゴロで2死後、
九番の岡田選手、1番の荻野選手に連続ヒットを打たれて2失点してしまいました。

さらなるピンチを、2番の角中選手を三振に打ち取り、
ここからは、3回、4回と三者凡退に抑え、気持ちを切らすことなく、
テンポ良く投げていくことができていました。
しかし5回、岡田選手に1ボール2ストライクと追いこんでいながら、
またもチェンジアップを打たれて三塁打に。
この日は前回と違い、真っ直ぐが良かったのに、チェンジアップが低めに決まらず、
そこがピンチにつながってしまったように思います。
この走者を犠牲フライで返され、結果的にこのイニングの途中で降板することになりました。

球数的にも、体力的にもまだ続投できましたが、反撃ムードに自分が水をさしてしまったという、
首脳陣の判断だったと思います。交代も仕方なかったと思います。
この試合後、2軍で再調整することが決まりました。
自分としては、状態は決して悪いわけではないと思っていますので、
2軍で登板し、コンディションを整えつつ、またチャンスをもらえれば、
今度はチームの勝利につながる結果が得られればと思っています。