2007/3/30
オープン戦順調です from Tampa
いよいよオープン戦も終盤にさしかかってきました。体調管理もピッチングも順調で、開幕へ向けていい準備ができていると思います。
オープン戦4試合目の登板となったフィリーズ戦は、5回、被安打2、3奪三振、無失点という結果でした。それ以前は四球が多かったのですが、そろそろゲームを作るという意識も必要な時期にきていますし、予定とする5回をしっかり投げ抜くことを考えながらマウンドに臨みました。結果的には、予定球数より少なめの65球で5回を終えられ、内容はよかったです。最後にチェンジアップで併殺打に打ち取れたことも、自分で評価できる部分です。
オープン戦5試合目のフィリーズ戦は、自分のピッチングをすることと、シーズン突入後と同様にしっかりゲームを作ることが目的でした。真っ直ぐとスライダーで空振りを奪えていますし、チェンジアップも徐々によくなってきました。投球フォームは2002年の自分をイメージし、腕を強く振りきり、フィニッシュではしっかり体重を右足に乗せて投げました。5回、被安打3、4奪三振、1失点という結果は、その成果が少し出てきているのかなと思っています。キャッチャーのポサダ選手の配球リズムもわかってきましたし、相性も問題ありません。開幕間近、調整も最終段階に入ったという感じです。
ヤンキースの投手、王建民選手が右太ももを痛めて離脱してしまったことは、とても残念でした。ロッカーが隣で仲良くしてもらっていましたし、同じアジア人として頑張っていければと思っていました。幸い重症ではないようですので、しっかり治療して早く復帰してきてくれれば嬉しいです。
今回初めて訪れた街・タンパでの生活も、ようやく慣れてきました。地理も把握できましたし、おいしいレストランもいくつか見つけて、安定した生活を送れるようになったこところです。しかし、そろそろオープン戦も終わりですから、この街を離れてニューヨークでの暮らしが始まります。ニューヨークは、まだ寒さが残っていることでしょう。また新しい街に馴染むのも大変かとも思いますが、アメリカへ挑戦しに来ているわけですし、少しずつ、いろんなことに慣れていきたいです。