K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2013/3/27

今季初の実戦登板。 from Kobe

キャンプ中から、今月20日の由宇での春季教育リーグ・広島戦登板へ向けて、
調整に取り組んできました。
この試合が、昨年10月末に左肘の遊離軟骨と骨棘の除去手術をして以来、
初めての実戦登板になるはずでした。

しかし、雨天により試合が中止になってしまい、
残念ながら登板は後日に延期することになりました。

春季教育リーグは、この由宇での試合が最後だったので、
登板は23日のファーム公式戦、
神戸サブ球場での試合に先発することになりました。

3月23日のファームでの阪神タイガース戦の登板結果は、
2回、無安打、無失点、2奪三振でした。

この試合では、まずは打者と対戦する感覚を取り戻しながら、
しっかりストライクが取れるかが課題でした。
結果的には、ストライクがとれたのはもちろん、
真っ直ぐも変化球も、ほぼ思ったところにコントロールできました。

真っ直ぐのスピードはまだそれほどでもないですが、
腕を振って投げても制球できていたことがなによりでした。
また、チェンジアップで空振りをとることもできましたし、
チェンジアップとスライダーで2つ三振を奪えたこともよかったです。

これから、徐々に腕の振りを強めていき、
真っ直ぐや変化球をしっかりコントロールできれば、
おのずと結果は出ると思っています。

まずは、今季の第一歩を順調に踏み出せてよかったです。
手術した箇所はまったく問題ないので、今後もしっかり調整をしていき、
一軍でも投げられるようにして、チームの勝利に貢献したいです。