K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2014/8/25

復帰2戦目の先発登板。 from Kobe

8月19日のファームでの対中日ドラゴンズ戦の登板結果は、
3回、3安打、3奪三振、1失点でした。

復帰後初の中継ぎ登板をした後、投球数が少ないと感じたため、
次回は40~50球投げることを目処に、先発として登板することになりました。

復帰2戦目で先発する今回の目的としては、
球数を多めに投げてみて体の状態を確認することと、
前回よりもなるべく腕を振って投げて、変化球でもそれを継続することです。
結果よりもまずは、ストライクを先行させることを意識して登板しました。

立ち上がりはどんな試合でも先発投手にとっては重要ですが、
先頭打者相手にフルカウントまでいき、真っ直ぐで三振を奪えたことで、
腕を振って投げればまずまずの投球ができることに自信を持てました。

2番打者はセカンドフライで、3番打者は見逃し三振でした。
初回は不安定になりがちですが、コースを狙って投げることができましたし、
しっかり粘って三振を奪え、立ち上がりは上々だったように思います。

2回1死後、5番の外国人打者に対して、
真ん中真っ直ぐの低めをヒットされたまでは仕方ないですが、
6番打者にカウントを悪くし、ストライクを取りにいったところをヒットにされました。
2死後、8番打者のベテラン小田選手は、特徴も知っていますし、
初球から積極的に振ってくるだろうと、ファウル狙いで真っ直ぐを投げたところ、
打った打球が相手にとっていいコースへと飛んでしまい、
それがタイムリーになって1点を失いました。

続く3回は、ショートライナー、サードフライ、そして最後は三振でした。
3回を投げて44球と、球数を投げるという当初の目的を果たせましたし、
腕を強く振っても状態はよく、三振も3つ奪うことができ、
やりたいことをしっかりやれた試合になったと思います。

真っ直ぐはかなりよくなってきましたが、
まだ、スライダーの腕の振りが甘いところがあるので、
次回の登板ではそこを課題にマウンドに臨みたいです。

やはり先発すると、前回のリリーフよりも強い張りを体に感じていますが、
1週間登板間隔があるので、ケアとトレーニングをしっかりし、
今季残り少ない登板機会を大切にしていきます。