2013/10/25
シーズンが終了しました。 from Kobe
シーズンが終了し、いまは秋季練習で、すでに来季へ向けてのトレーニングを開始しています。
しっかりと体を動かしつつ、ウェートを多めにこなし、体作りに励んでいます。
前回もお伝えしたとおり、来季へ向けて真っ直ぐの威力や精度を磨いていきたいので、
このオフはその課題のために多くの時間とエネルギーとを注ぎ込もうと思っています。
今季を自分なりに総括してみると、まずは、昨年10月末に受けた、
左肘の遊離軟骨と骨棘の除去手術が成功し、さらにその後の経過もよかったことで、
今季中に怪我なく先発として投げられたことがなによりだったと思っています。
もちろん、年間を通じて1軍で活躍できればよかったのですが、
2軍でも先発としてローテーションを維持でき、怪我で離脱することなかったことは、
来季への自信にもつながりました。
肘の状態ですが、阪神時代、渡米中、そして昨季と、いつも登板後には張りや痛みがあり、
明日は大丈夫かなと、肘を心配しながらの登板が続いていました。
それが今季は、リハビリの経過もよく、登板翌日にもキャッチボールができてしまうほど、
まったく痛みはなく、張りもほどよい感じで、ピッチングに専念できました。
リハビリ後には、痛みがない分、腕を強く振れてしまうので、
肘以外の体全体にこれまで以上の負担がかかってしまうということもありました。
でも、それにも感覚的に慣れてくると、もう何の不安もなく気分よく投げられました。
今季は、術後の不安を解消しつつ、新たに進化した投球ができればと、
これまで以上に変化球を磨き、コントロールの精度を高め、ある程度手応えも感じられました。
特にチェンジアップは、ファーム最終戦の登板でも確かめられたように、
かなり有効に使えるようになってきたと思います。
あとは、その変化球を活かすための真っ直ぐを、今オフに集中的に磨くため、
まずは体作りを一生懸命頑張っていこうと、すでに始動しています。
今季は、昨季のように、いきなり防御率を悪化させてしまうようなこともなく、
1軍復帰後から順調にゲームを作ることができ、すぐに勝ち星にも恵まれました。
滑り出しはよかったと思っています。3勝3敗、防御率2・59という結果は、
もちろん、もっとチームの勝利に貢献したかったですが、
手術からここまで順調にこられたことを前向きにとらえ、
今オフ、有意義に過ごせればと思っています。
また来季、より進化してチームの勝利に貢献できるよう、
毎日のトレーニングに励んでいきます。