2013/10/23
ファームでの阪神戦。 from Naruohama
9月26日のファームでの阪神タイガース戦の登板結果は、
3回、3安打、2奪三振、3失点でした。
この時期のファームでは、来季以降に備えて若手を中心に登板機会が与えられるのですが、
この阪神戦、自分が先発させてもらったことは、とてもありがたかったです。
この機会を大切にし、自分が今季やってきたことをしっかりと試し、
結果を気にせずに思い切って投げられればと思っていました。
鳴尾浜では、前回は中継ぎで登板していますが、
そのときも、マウンドが自分に合っていないという印象がありました。
今回も、表面が軟らかく、中が堅いマウンドは、
力を入れて投げると少し滑ってしまうような感じがあり、
慣れるまでに時間がかかってしまいました。
初回、1、2番には、ともに真っ直ぐを、レフト前、センター前に打たれてしまいました。
それでも、カウント負けすることなく制球できていたので、
次の3番打者には、スライダーを引っかけさせて併殺打に打ちとれればと思っていました。
ところが、3番打者はスライダーに手を出してこないで、うまく見逃されて四球を選ばれました。
いきなりの無死満塁で4番打者を迎えるという状況に、
ここでは外角中心の配球で、やはり引っかけさせてゴロを打たせることができればと、
初球、外角へチェンジアップを投げました。
思惑どおり、手を出してくれて引っかけさせてゴロになったのですが、
飛んだコースが悪く3塁線を抜けてしまい、走者2人が生還して2点を失ってしまいました。
さらに無死2、3塁のピンチでしたが、このあたりからはマウンドにも慣れてきて、
5番打者を内角への真っ直ぐで三振、6番打者をセンターフライ(犠打)、
7番打者をセンターフライと、3人で食い止めることができました。
この試合は、3イニングスの登板予定だったので、
残りの2回、3回はしっかり抑えて、今季最後の登板を締めくくることができればと思っていました。
そして2回は、ピッチャーフライ、サードゴロ、セカンドゴロ、
3回は、レフトフライ、セカンドゴロ、三振と、ともに三者凡退で抑えることができました。
この試合では、今季磨きつづけてきたチェンジアップが、向かい風の好影響もあってよく落ち、
効果的に使うことができました。また、制球も安定していましたし、
それだけに、初回にまとまりすぎてしまったことで3点を失ったのが残念でした。
また、この試合であらためて痛感したのは、来季は真っ直ぐの威力や精度を上げたいということです。
変化球の手応えがあるだけに、それを活かすためにも、真っ直ぐを磨ければと思っています。
これで今季の登板は最後になりました。
ファンの皆様、今季もご声援ありがとうございました。
来季は、もっと多くの試合でチームに貢献できるように頑張ります。