K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2012/4/22

6年ぶりの日本のマウンド from Kobe

山口の由宇球場で行われたウエスタン・リーグでの試合に先発登板し、
6年ぶりに日本のマウンドに立ちました。

その4月18日の広島戦の登板結果は、
3回、1安打、無失点でした。

昨年8月以来の実戦登板なので、まずは試合勘を取り戻すのが一番の目的でした。
そして、実際に打者に対して投げてみることで、
今後に向けての課題が見つかればと思っていました。

初回、2つの外野フライと三塁ライナーで、三者凡退に打ち取ることができました。
自分はフライボールピッチャーなので、フライでアウトを稼げているときは、
自分のペースで投げることができているときです。
その後も3回までで、9アウトのうち6つが飛球だったので、
自分らしい投球ができて、最高の滑り出しになったように思います。

コントロールに関しては、カウント負けするようなことはなかったですし、
特に、インコースの真っ直ぐに関しては、狙って投げられたので手応えを感じることができました。
相手が早いカウントで打ってくれたので、まだ完全には状態がわかりませんが、
変化球のコントロールも、それぞれの球種でコースがよかったですし、まずまずだと思います。

また、初回から味方打線が得点し、3回には4点を追加してくれたことも、
あまり気負わずに投げられたことの要因だったと思っています。

課題としては、今後は徐々に腕の振りを速めていって、
空振りを取れるようにしていくことです。
試合後も肩や肘の状態はよかったですし、これからの試合で、
少しずつ自分本来の投球をしていければと思っています。

苦手なデーゲームで、もちろんできればナイトゲームの方がいいですが、
ウエスタン・リーグの試合はほとんどがデーゲームなので、
サングラスでうまく順応していこうと思っています。