2020/10/21
久々の実戦登板 from Kobe
新型コロナウイルス蔓延は、まだ終息する気配が見えません。
この夏は多くのスポーツイベントが中止や延期になっていましたが、
自分は久しぶりに実戦で登板する機会をいただきました。
8月9日に関西独立リーグの兵庫ブルーサンダーズの一員として、
北海道遠征に帯同させていただき、
このたび発足した北海道ベースボールリーグの
美唄ブラックダイヤモンズとの交流戦で先発しました。
美唄市営球場で行われた試合には、コロナ禍であるにもかかわらず、
約450人の観客がかけつけてくださいました。
やはり観客の前で投げられることは嬉しいことですし、
自分らしいピッチングをお見せできればと、
一生懸命投球させていただきました。
調子は絶好調には程遠く、球の走りは今ひとつでした。
それでもコントロールがまずまずでしたので、
1回打者6人に33球を投げて、
振り逃げを含む4奪三振という結果でした。
せっかく北海道までやってきていましたし、
2イニングスを投げたいと思っていたのですが、
左脚のふくらはぎがつってしまうアクシデントもあり、
初回だけで降板させていただくことにしました。
それでも多くのファンの方々にサインさせていただくなど、
野球ファンの皆様と交流できたことは、
この夏のいい思い出になりました。
ブルーサンダーズのユニフォームで試合に投げるのは久しぶりで、
スタッフやチームメートなどと楽しいひとときを過ごせました。
北海道は夏でも涼しくて過ごしやすかったですが、
美唄駅前を始め、各所にほとんど人が歩いておらず、
コロナの怖さを改めて痛感しました。
その他、この夏はテレビ出演やネット出演の依頼も多く、
プロ野球の話題を人前でお話しする機会がたくさんありました。
もちろん自分はまだ現役のつもりですし、
トレーニングやコンディショニングに時間を割いていることもあり、
現在のプロ野球をそれほどじっくりとは見てきませんでした。
でもこれを機会に、在籍していた阪神タイガースやオリックスバファローズの
試合を中心に、各選手をチェックしながら観戦するようにしてみました。
プロ野球は選手の入れ替わりが激しく、若手選手の顔と名前が、
なかなか一致しなかったり、セリーグとパリーグの選手が
混同してしまったりと、まだまだ詳しくはないのですが、
徐々に特徴を掴みつつ、ペナント終盤までしっかり観戦していきます。
このサイトでもファンの皆様に、
その感想などをお伝えできればいいと思っています。