2007/6/20

メジャー再登板に向けて　from Scranton

６月14日の３Ａシャーロット・ナイツ戦の登板結果は、６回、４安打、１失点、４奪三振でした。

前日ホテルに午前３時に帰ってきて、そこから眠らずに朝５時には部屋を出て移動。飛行機２時間、バス２時間の強行軍で試合会場に到着し、そのまま登板するという、これまで経験したことがない悪条件での試合となりました。さすがに試合前のブルペンでは球のキレが悪く、腕をしっかりスイングできない状態で試合に臨まなければなりませんでした。

立ち上がり、いきなりピンチを迎えました。上半身と下半身のバランスが悪く、どうにか連動させようと試みたのですが、なかなか修正することができませんでした。しかしそのピンチを、一球一球丁寧な投球で粘り、なんとか無失点に抑えることができました。それによって以降はいい流れに乗れて、結果的には６回にソロホームランを浴びるまで失点せず、うまくゲームを作ることができました。初めて経験した移動日当日の不眠投球という悪条件でも、いいリズムで投げられたことはプラスになったと思います。

ここまでマイナーで６試合に登板させてもらい、いい調整ができました。マイナーでは、いつメジャーに呼ばれてもいいようにという気持ちで過ごしてきました。開幕直後は、不安な面や、自分自身納得できていない面がありましたが、いまはそれが払拭できていますし、体調も万全です。メジャーで再登板する機会を得られたら、マイナーで確立させた調整法で、しっかり仕事ができるように頑張りたいです。そして、久々のメジャーのマウンドを楽しみたいです。