2009/3/20
12イニング連続無失点 from Tampa
オープン戦3試合に登板し、いい結果が続いています。まず3月10日のシンシナティ・レッズ戦は、6回から3番手として登板し、2回、無安打、2奪三振、無失点でした。いつもと同様、この試合もストライクを先行させ、カウントを有利にしてうまく攻めることができました。カウント負けしない状況だと、ストライクを求める余りに甘いコースへいってしまうことが少ないですし、プレッシャーを感じなくて済みます。これまでは次の登板日がわからないまま投げてきましたが、この試合でオープン戦通算8イニング連続無失点となったためか、試合後には首脳陣から13日の登板を告げてもらえるようになりました。少しだけ待遇が変化したようにも思います。
13日のボストン・レッドソックス戦は、5回から3番手として登板し、1回、1安打、2奪三振、無失点でした。先発投手の降板が早かったので、アップを早めに終えて登板しました。正直、もっと準備の時間が欲しかったですし、中継ぎとしての難しさを感じつつも、いつもどおり先発のつもりでマウンドに向かいました。カウントを取りにいったスライダーをレフト前へ運ばれた以外は、1イニングを無難に抑えることができました。ここ2試合、狙って三振を奪えていることも、いい結果につながっているように思います。
16日のフィラデルフィア・フィリーズ戦は、5回から3番手として登板、3回、2安打、3奪三振、無失点でした。立ち上がりをうまく乗りきると、コントロールも定まってきて、思いきってストライクゾーンにアタックできるようになりました。これでオープン戦が始まってから、6試合に登板し、12イニング連続無失点となりました。もちろん、点を与えないことは意識しています。アピールするにあたっては、数字も大切になってきますから、ゼロが続いていることはいいことです。昨年は、マイナーで好成績を残していても、なかなかメジャーで投げる機会をもらうことができませんでした。今は、メジャー相手に投げさせてもらっています。オープン戦期間中という限られた時間の中ですが、このチャンスを大事にして、楽しみながら、メジャーでプレーできることを証明できるよう、アピールを続けていきます。