K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2007/6/2

中4日での登板 from Tampa

5月24日の1Aベロビーチ・デビルレイズ戦の登板結果は、5回、4安打、2失点、4奪三振でした。

さらに中4日で登板した3Aトレド・マッドヘンズ戦の登板結果は、5回、8安打、4失点、6奪三振でした。

1Aでの試合は、今回は85球をめどに登板しました。ストライクを先行させてゆくことを意識して打者に対しましたが、1Aの選手は投手とかけひきをするというより、きた球を積極的に打つという姿勢だったので、空振りがとれて自分のペースに持ち込めました。試合をコントロールできていたことや、球を低めに集めていたことなどを、試合後コーチにも評価していただきました。

さらに中4日で3Aの試合にも登板しましたが、ここでの球数は95球ぐらいがめどでした。中4日での登板を繰り返すことで、日本時代の中6日のトレーニング法からルーティーンを移行させる目的もありますが、調整法はまだ納得できる段階まで至っていません。走ることには満足できていますが、投げる方が、中4日のうち2日間ブルペンに入ることに慣れておらず、今回も肩肘にまだ疲れが残った状態でマウンドに上がらなければなりませんでした。この調整法を修正するのが今後の課題になります。

試合の内容は前回同様まずまずだったのですが、悔やまれる点がありました。まずは球数ですが、序盤から三振を多く奪いながらも、2回終了時点で気付いてみれば54球も投げていました。イニング数を増やしていきたいだけに、今後は少ない球数で打ち取ってゆくことも考えなければならないと思いました。それと4回、一巡目に一番いい打者だと思った相手を迎えて、初球外角高めの真っ直ぐの失投を、ホームランされてしまいました。走者を出した直後の初球だっただけに、もっと注意しなければいけませんでした。失投といえるのはこの一球だけだっただけに残念です。

タンパの街には、ニューヨークより長く滞在しているので、おいしいレストランもいくつか見つけて、快適に過ごしています。まだマイナーでの調整登板が続く予定ですが、自分がいまできることをしっかりこなしていきたいです。