2014/9/15

ファームでの古巣阪神との一戦　from Kobe

９月９日のファームでの対阪神タイガース戦の登板結果は、
６回、５安打、４奪三振、２失点でした。

阪神戦での先発となりましたが、この日の相手のスタメンでは、
捕手の岡崎選手くらいしか元チームメートがおらず、
あまり「古巣」というイメージはなく、
特別に意識することなくマウンドに臨みました。

前回登板では中６日で２回のピッチングを入れる調整法でしたが、
今回は同じ中６日でも、ピッチングを１回にし、
しっかり回復を図って準備してこの日を迎えました。

初回、１死から四球とヒットで１、２塁という、
前回と同じような立ち上がりの展開を迎えました。
他のイニングなら、結果よりも過程を大切にする部分もあるのですが、
初回だけは、その後の流れに影響するので、
例え結果オーライであっても、無失点で凌ぐことが大切だと常々感じています。
この日の初回は、１死１、２塁のピンチで、
スライダーをいい当たりされたレフトライナーと、
もう一つ、真っ直ぐをいい当たりされたサードゴロでした。

この初回、結果オーライであっても無失点で切り抜けられたことが、
その後、流れに乗って投げることができた要因の一つになったように思います。
２回、３回、４回は、３イニングスで打たれたヒットが１本のみで、
テンポよく各球種を確認しながら投げていくことができました。

前回は少なめだったスライダーも、この日はしっかり投げていき、
２回には外角へ外れるスライダーで空振り三振も奪えました。
チェンジアップも、カウントが悪い場面でも使えましたし、
ストライクゾーンから低めに落として空振りもとれました。
真っ直ぐも、球速で１４０キロは超えていましたし、
ある程度手応えを感じる投球ができました。

ただ、回を追うごとに腕が重たく感じるような状態で、
それを技術でカバーし、凌いでいったという５回、６回になりました。
次回は少し登板間隔が空くので、この機会に腕をしっかりと休ませてケアをし、
コンディションを整えて次回の先発マウンドに備えたいです。