2017/3/15
オープン戦登板 from Sanda
先月は兵庫ブルーサンダーズの一員として、
佐賀キャンプに参加しました。
その初日から打撃投手を務め、計50球ほど、
打者に対して投げることができました。
これまで投球練習で捕手を座らせて投げてもいなかったのですが、
いきなり打撃投手として登板することになりました。
そんなことは過去に経験がなく、多少の不安もあったのですが、
コントロールはまずまずで、
打者に対しての感覚も掴むことができました。
その打撃投手での手ごたえもあったので、
キャンプ最終日には紅白戦にも登板しました。
試合自体が久しぶりでしたが、
各打者に対してしっかりとカウント有利に追い込めましたし、
1イニングを三者凡退で、そのうち一人からは、
三振も奪うことができました。
キャンプ中に実戦で投げることができ、
仕上がりの早さは自分でも上々だと思っています。
そしてキャンプから戻って3月2日、
和歌山ファイティングバーズとのオープン戦の初戦。
ホームである三田のアメニスキッピースタジアムで、
このチームに所属してから初先発の機会をいただきました。
初回、いきなり四球と死球でピンチを招いてしまいましたが、
結果的に犠牲フライの1失点で凌ぐことができました。
2回は三者連続の空振り三振で、
手ごたえを感じたところで、予定通り降板しました。
三振させた球種は、真っ直ぐが2つと、チェンジアップです。
スライダーも投げられましたし、
持ち球をしっかりと試すことができました。
さらに、3月9日の06ブルズとのオープン戦では、
今度は8回から1イニングを投げました。
先頭打者の坂克彦選手は、阪神タイガースに所属した好打者です。
その坂選手にレフト前ヒットを打たれこそしましたが、
その後はセンターフライ、ピッチャーゴロ、そして三振と、
1イニングを無失点に抑えることができました。
ここまで、肩肘を含めてどこも痛いところなどなく、
まったく不安なく野球ができていることに、
喜びを感じつつ投げられています。
やっと腕が振れる。やっと思いきり試合ができる。
そうした思いでシーズンのスタートが切れることがとても嬉しいです。
このフィーリングを開幕まで維持しながら、
さらに球に磨きをかけていき、
もっと腕が振れるようになれば、
自然と自分らしい投球ができると思います。
もうすぐリーグが開幕します。
ぜひ、若いチームともども、
ご声援よろしくお願いします。