2018/5/14
OBオールスター戦に登板
3月、4月とトレーニングを継続してきましたが、
4月16日に親知らず抜歯と歯茎の手術で、
総合病院に入院することになりました。
手術は全身麻酔で行われ、その前日から、
計4日間入院することになりました。
手術は無事に成功したのですが、
その後は2週間ほど痛みが取れず、
あまり食事が摂れない日が続きました。
もちろんトレーニングもできず、
体が弱っていくような感じがしていました。
ゴールデンウィーク明けから、
やっと普通に食事ができるようになり、
トレーニングも再開しました。
今ではキャッチボールもしていますし、
筋トレもしっかりやっています。
まずは弱った体を元に戻し、
またピッチングを再開できるよう、
頑張りたいと思っています。
そんなことがあったので報告が遅れてしまいましたが、
3月17日に全国野球振興会(日本プロ野球OBクラブ)に招かれ、
徳島県の阿南市で行われた、
プロ野球OBオールスターゲームに参加させていただきました。
自分はチームには所属していませんが、まだ引退はしていません。
ですが、ゲストとして呼んでいただき、
セ・リーグ選抜の18人の中に入れていただきました。
阿南市は「野球のまち」を掲げて10年になるとのことで、
スタジアムに集まってくださった観客は、
熱心に応援してくださって熱気が伝わってきました。
自分はまだ現役なので、打者と対戦できる機会を大切にしようと、
しっかりピッチングをさせていただこうと思っていました。
真っ直ぐは139キロは出せていましたし、
コントロールもまずまずだったのですが、
それでも引退して間もない選手たちには、
やはりバットに当てられてしまいます。
そして打球が前に飛ぶと、守っている人たちは、
それほど真剣には守備をしてくれていなかったので、
打球の多くが野手の間を抜けたり、間に落ちたりして、
ヒットになってしまいました。
2イニングスを投げ切る予定だったのですが、
結局途中で降板することになりました。
そして一塁を守ってから、再度マウンドに戻ったのですが、
やはりなかなかチェンジにならず、
また途中で先輩投手にマウンド託すことになりました。
その後はセンターを守ったのですが、
これまで外野は守った経験がなく、
後に逸らしたらホームランになってしまうという緊張感がありました。
飛んできた打球は、センター前のヒット1本だけでほっとしました。
ファーストを守ったのも中学生の時以来でした。
ファウルフライを飛びついてキャッチできて楽しかったです。
また打席にも立たせていただいたのですが、
元西武の石井貴さんがせっかく遅い球を投げてくださったのに、
結果はライトフライでした。
多くのファンのみなさんや、OBの方々と、
とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
しかし自分としては、なかなかアウトが取れず、
足を引っ張ってしまう形になり、
せっかくゲストとして呼んでいただいたのに、
申し訳なかったと思っています。
今は体調も戻りましたし、
これからもしっかりトレーニングを継続していきます。
またいつかファンのみなさんに、
自分のピッチングを見ていただける日が来ればと願っています。