K's SELF
'井川慶'本人からのメッセージをお伝えします。

2008/5/14

今季メジャー初登板 from Detroit

5月9日のデトロイト・タイガース戦の登板結果は、3回、11安打、6失点でした。今季初のメジャーでの登板でしたが、気負うことなく、ストライクを先行させ、腕を強く振るという、マイナーでやってきたことを普段どおりに出すことだけを考えてマウンドに上がりました。

立ち上がりに不安があり、いきなり先頭打者に2塁打を打たれ、4番打者にも2塁打されて1失点。まだ初回だったので大量失点しないように注意し、5番打者をライトフライに抑えて後続を絶ちました。そして2回は下位打線でしたが、マイナーでも下位打線相手にボールが先行してしまい、ストライクを置きにいったところを打たれるということがあったので、ここもカウント負けすることなく、ストライクを攻めていきました。結果、6、7、8番打者を三者凡退。ここまではよかったと思います。

3、4回は、ともに先頭打者に内野安打を打たれ、その後走者がたまってしまった後にタイムリーを許してしまうかたちで、3回に3失点、4回に2失点して降板となりました。チェンジアップは思うようにコントロールできていましたが、スライダーが抜けるなど本調子とはいえませんでした。内角の真っ直ぐで詰まらせることを考え、それを多投したのですが、結果的には一本調子になってしまったと反省しています。

結果はよくなかったですが、腕を強く振れていましたし、カウント負けもしなかったので、あとは反省点を修正できれば、次回以降につながっていくと思っています。肩肘の調子も万全ですし、次の機会にはチームの勝利に貢献できるよう、またしっかり調整していきたいです。