2009/8/13
肘の張りが回復してきました from Scranton
8月1日のポータケット・レッドソックス戦の登板結果は、5回2/3、6安打、1失点、4奪三振でした。
前回の登板では肘に張りや違和感があり、自重しながらの投球となりました。今回は中5日での登板となりましたが、まだ不安が残り、その状態を確かめながら試合に臨むことになりました。
いきなり先頭の右打者に、1ボール1ストライクからの3球目、内角への真っ直ぐを詰まらせようとしたところ、うまくすくい上げられてレフトスタンドまで運ばれてしまいました。しかし、結果的に失点はこのソロホームランのみで、あとはランナーを背負いながらも、降板するまでうまく要所で抑えることができました。
初回、ホームランのあと、三塁ゴロ、二塁ゴロ、三振と抑えられ、張りや違和感がそれほどなかったことで、不安がぬぐえたことが大きかったです。1、2回は丁寧な投球を心掛けましたが、3回以降は、しっかり腕を振って投げられました。3回に味方打線が6得点して逆転してくれたことも、精神的に楽でした。
6回、ヒット2本で2人の走者を残して降板しましたが、このピンチも後続の投手が無失点で切り抜けてくれたことで、チームが勝てたのと同時に、自分の防御率もまた3点台まで戻すことができました。肘の状態は完璧とまではいえませんが、自分のペースで投げられたことで、次回への希望が持てました。
8月8日のリーハイバレー・アイアンピッグス戦の登板結果は、6回、9安打、4失点でした。
新しい投手が入ってきたりしてローテーションがずれたことで、中6日での登板となりました。肘の状態を考えると、少しでも休養できたほうがいいので、この中6日はありがたかったです。
球は全体的にまずまずで、カッターがあまりよくなかったのですが、チェンジアップはいままで通りいい感じでした。初回、2回と無失点。3回に、1死1、3塁から犠牲フライで1失点。この場面はスライダーを2球続けて詰まらせることで、理想的には併殺打に打ち取りたかったのですが、フライを上げられて先制されてしまいました。4回は、3番打者にソロホームラン。この3番打者は、打席の前の方に立って変化球をフルスウィングしていたので、チェンジアップで空振りがとれると思って投げたところ、そうはいかず、レフトスタンドへ運ばれました。
5回にも1失点し、7回にはまたソロホームランを打たれたのですが、この試合は9本のヒットのうち、4本はいい当たりではなかったという不運さもありました。でも、長いシーズン、こういう試合もありますし、なにより、肘にあまり張りや違和感がなかったのが収穫だったと考えています。
次のノーフォークとダーラムの遠征を終えれば、もう今季は長いロードはなくなります。早いもので、シーズンも終盤戦。肘をいま以上に回復させて、次の登板に備えていきます。