2016/12/12
徳島での少年野球教室 from Kobe
11月23日、徳島の少年野球チームに招かれ、
徳島市の城東小学校のグラウンドで、
少年野球教室を開催しました。
当日はとても寒かったにもかかわらず、
数多くの子どもたち、親御さん、
そして指導者の方々にお集まりいただき、
とても活気あるイベントになりました。
ウォーミングアップ、体幹トレーニングと、
開始直後から子どもたちが集中しているのがわかり、
そして自分が遠投や投球練習を披露すると、
みんな近くから食い入るように見つめてくれて、
野球に対する熱意がひしひしと感じられました。
楽しかったのは、子どもたち一人ずつとの対戦です。
参加してくれた全員の子どもたちが順番に打席に立ち、
自分の球を打ってもらいました。
速い球を要求してくる子にはそこそこの速球を、
遅い球を要求してくる子には山なりの球を投げるのですが、
予想以上に速い球を要求してくる子が多く、
ほとんどの子が空振りだったのですが、
そのチャレンジ精神がたくましく思えました。
空が暗くなり始めてからの質問コーナーで、
子どもたちと会話することができました。
野球に関する具体的な質問が多かったことや、
終わりの時間になっても質問が途切れなかったことが、
子どもたちがどれくらい野球が好きかという情熱や、
野球が上手くなりたいという向上心が伝わってきて、
一人の野球選手として、とても嬉しく思いました。
少年野球教室後、チームの監督さんのご招待で、
徳島自慢の海の幸をお寿司屋さんでご馳走になりました。
質問コーナーで、好きな食べ物を子どもから聞かれ、
光り物のお寿司です、と答えたこともあって、
お寿司屋さんでは鯖のお寿司も用意してくださって、
おなかいっぱい頂戴しました。
そこでは指導者の方々からお話をうかがったのですが、
野球を上達させるということだけでなく、
教育者として、どのような大人に成長してほしいか、
そこまで真剣に考えられていることが伝わってきました。
素晴らしい指導者に恵まれた子どもたちは幸せだなと思いました。
今回の野球教室を開催してくださった徳島のみなさんには、
感謝の気持ちでいっぱいです。
素敵な機会を与えてくださってありがとうございました。
さて、トレーニングですが、
プロ野球選手は長期のオフに入るタイミングですが、
自分はこの時期に入っても、
兵庫ブルーサンダーズのメンバーと、
グラウンドで汗を流しています。
この時期は野球の練習をしないのが例年でしたが、
今年はノックを受けたり、キャッチボールをしたりと、
球場で野球の練習に打ち込めています。
体調はとてもいいですし、肩肘もまったく問題ありません。
来季こそは、マウンドで投げることができるように、
このまま年末まで準備をしていくつもりです。
※ 野球教室、当日のレポートは
チャリティページをご覧くださいませ。(事務局)