2020/8/1
テレビ出演 from Kobe
新型コロナウイルス蔓延により、まだまだ様々な影響が各所に出ていて、
大変な思いをされている方も多いかと思います。
そんな中、自分は新たなチャレンジとして、
少しでも視聴者やファンの方々に喜んでいただければと、
以前からオファーをいただいていたテレビ番組への出演を、
快諾させていただきました。
野球選手である自分にとっては、人前で話すことはあまり得意ではありません。
しかしコロナ禍で自粛の期間中から、収録番組が2本、生放送が2本、
計4本のバラエティ番組やスポーツ情報番組に出演しました。
それだけでなく、ネットで流される番組2本も含めると、
いままでになかったほど、頻繁にテレビカメラの前に立つことになりました。
中でも放送後にたくさんの方々から楽しかったと言っていただけたのが、
TBS系で生放送された『炎の体育会TV』でした。
それは、自分がマスクをかぶって正体を明かさずに、
「マスク・ド・ピッチャー」として、
タレントさんと真剣勝負をさせていただく、という企画でした。
打者は、お笑いコンビ・ティモンディのたかぎしさん、
ゴールデンボンバーの樽美酒研二さん、
三代目J SOUL BROTHERSのELLYさん、
そして俳優の岡田健史さんでした。
強豪校の済美高校でエースだったたかぎしさん始め、
みなさんなかなかのバットスイングをされていたので、
しっかり打ち取れるよう、自分も手加減などすることなく、
ガチンコで対決させていただきました。
生放送で失敗は許されなかったのですが、緊張することもなく、
日頃のトレーニングの成果をある程度は出せたのかなと思っています。
結果は、見逃しの三振、ショートゴロ、空振り三振、ファーストフライでした。
番組はあくまでもタレントさんたちが主役ですので、
自分はマスク・ド・ピッチャーというヒール役らしく、
タレントさんにとって大きな壁として立ちはだかれるよう、
ピッチング以外でも、あえてふてぶてしい言葉を放つなど、
キャラクターを演じさせていただきました。
しかし内心は、マスクをしての投球など初めてのことでしたし、
それにマスクから漏れる息でサングラスが曇ってしまい、
マウンド上ではかなり苦戦していました。
しかも、マスクで耳を塞がれると、片足を上げたときにバランスが取りにくく、
平衡感覚が狂って重心が崩れそうになったのには自分でも驚きました。
それでも、どうにか制球力も保てましたし、
スピードも130キロ台後半が出ていたので、
プロ野球選手の面目を保ててよかったと、ほっとしました。
そんな風に何本かのテレビ番組収録を終えて、
また「現役投手」として、トレーニングに専念する毎日を送っています。
梅雨時期は雨が多くて、なかなかキャッチボールができませんでしたが、
室内でメディシンボールやチューブを使い、コンディションを維持しています。
予定では8月9日に兵庫ブルーサンダーズの一員として、
北海道の独立リーグのチームと対戦する遠征に帯同することが決まっています。
そこで、自分らしい投球ができるよう、モチベーションを高めて、
練習を頑張ります。観戦される方は、応援よろしくお願いいたします。