2014/9/8

ファームでの広島戦。　from Kobe

９月２日のファームでの対広島東洋カープ戦の登板結果は、
４回、10安打、１奪三振、６失点でした。

腕の状態が完調ではなく、コンディションとしては万全とはいえませんが、
なんとか状態を保ちながら、この日の登板を迎えました。
前回の先発登板の際は、体力的な問題もあって５回途中で交代したこともあり、
今回はそれをクリアして１００球前後を投げることを念頭にマウンドに臨みました。

初回１死から、追い込みながらスライダーをヒットされ、
次の打者には四球を与えて１、２塁のピンチからのスタートとなりました。
しかし、この場面は４番打者をセンターフライ、５番打者をサードゴロで打ち取り、
結果的に無失点で切り抜けることができました。

２回も１死１、２塁から、９番打者にチェンジアップを拾われて左中間の２塁打に。
高さもコースも悪くはないチェンジアップだったのですが、
この日はスライダーをあまり投げなかったので、
打者が的を絞りやすい状態であったことは確かです。

３回も、四球とヒットで１死１、２塁でしたが、
ここはファーストファウルフライと、レフトフライで無失点。
真っ直ぐがそれほど走っていない中でも、
ピンチを凌ぐ粘り強いピッチングで流れに乗れればと思っていました。

しかし４回、４本の長短打で４失点してしまいました。
ただ、この日は真っ直ぐとチェンジアップを多めに試そうと決めていたので、
スライダーが少ない分、単調になって狙い打ちされた感は否めません。
それでも、チェンジアップを低めに決めることができましたし、
制球に四苦八苦するような場面もなかったので、
失点は多かったものの、身になる試合だったと感じています。

自分が登板する広島戦は、よくも悪くもはっきりした結果になることが多いので、
今回は悪い目が出たのだろうと思っています。
全体を通して、いい流れを作り出すことが難しかった試合ですが、
ピッチャーにとっては、打たれる経験も大切で、その後に活かすことができるので、
打たれた原因を突き詰めていき、次回の先発機会で頑張りたいです。