2017/6/5
今季5勝目&6勝目 from Sanda
再来年にラグビーのワールドカップの舞台となる、
花園ラグビー場近くにある花園セントラルスタジアムで、
今季5度目の先発登板しました。
その5月21日の06ブルズ戦の登板結果は、
5回、3安打、1失点、5奪三振でした。
前の試合で左手人差指にマメができ、
この日の登板前のブルペンでそれが剥がれ、
いつもと感覚が異なる中でのピッチングとなりました。
マメを剥がしてしまったことは、これまでほとんどありません。
難しい状況ではありましたが、痛みはまったくなかったので、
できる限り長いイニングを投げられればという思いでした。
その初回表、味方打線が2得点してくれて、
さらに2回に1点、3回に3点を追加し、
ワンサイドゲームにしてくれたことで、
マメが剥がれるアクシデントはあったものの、
精神的に楽に投げさせてもらうことができました。
4回までまったく問題なく抑えたのですが、
5回は無死から二塁打され、
そこから内野ゴロ2つでピンチを広げはしなかったのですが、
点差があったために内野が前進守備をしておらず、
ランナーが生還して、自分にとって、
今季初となる失点を許してしまいました。
もちろん、ここまで6試合で無失点だったことは知っていましたし、
内野ゴロで失点したことは残念ではありましたが、
打点がついた打者に、自分が三振を狙いにいき、
それを前に転がされての失点だったので、
仕方ないと思っています。
それよりも、この試合もチームが勝利し、
勝利投手になることができましたし、
打線の援護もあって楽に投げさせてもらえたので、
これでよかったと思っています。
また、花園には阪神時代からのファンも大勢かけつけてくださり、
試合後には即席のサイン会をやらせていただきました。
多くのファンの皆様に喜んでいただけて嬉しかったです。
そして、翌週5月28日アメニスキッピースタジアムでの、
和歌山ファイティングバーズ戦は、
7回、4安打、7奪三振、3失点でした。
予告先発だったこともあり、
日曜日のデーゲームに集まってくれた皆様のためにも、
デーゲームはそれほど得意ではないのですが、
いいパフォーマンスを見せられたらと、
マウンドに臨みました。
初回はゼロに抑えたのですが、
この日は油断もあったのか2回に3失点してしまい、
なかなか難しい試合になるかもしれないと思っていました。
ところがその裏の味方の攻撃で、
すぐに1点を返してくれましたし、
また3回、4回と自分がゼロで踏ん張っていると、
味方打線が3回に2得点、4回に2得点して、
試合をひっくり返してくれました。
2回以降は気持ちを切り替え、
味方打線が招き寄せてくれた流れを、
絶対に相手に渡してはならないという思いで、
7回までゼロを重ねて後続の投手にマウンドを委ねました。
結果的にチームは6対5で勝利し、
観客の皆様に喜んでいただくことができました。
真っ直ぐが試合中ずっと安定していましたし、
コントロールもまずまずで、
自分のピッチング自体には、まったく不安なく投げられました。
これからもチームのため、応援してくださっている皆様のために、
自分らしい攻めの投球が続けていければと思っています。