2015/8/1
ファームでの阪神戦。 from Kobe
7月24日のファームでの対阪神タイガース戦の登板結果は、
2/3回、4安打、2失点でした。
登板間隔がかなり空いてしまったので、ピッチング練習はしていたものの、
打者に対する感覚を取り戻すのが難しい面がありました。
打撃投手と実戦はやはり異なる面も多く、
しかも最近は実戦で抑えられていなかったので、
いいイメージを持ってマウンドに立つということもできない中での登板となりました。
先頭の5番打者に対してライト線の二塁打で始まり、
6番をライトフライ、7番をキャッチャーファウルフライに打ち取り、
2アウト走者三塁というところまではこぎつけました。
しかし、この日は真っ直ぐで空振りやファウルが取りにくく、
なかなかカウントを稼げない窮屈なピッチングに終始してしまいました。
8、9、1番と3連打され、2失点したところで降板することになりました。
8番打者には内角真っ直ぐを、9番と1番打者にはスライダーを打たれたのですが、
配球の攻め方としては悪くはなかとは思います。
少々甘くてもファウルにさせるくらいに真っ直ぐが良ければ、
また結果は変わっていたかなと悔やまれます。
収穫は変化球で、チェンジアップはしっかり低めに落とすことができていましたし、
スライダーもコントロールできていました。
あとは真っ直ぐがもう少し走ってくれば、
自分のピッチングスタイルで抑えることができてくるように思います。
今後のテーマは、自分の真っ直ぐを取り戻していくことです。
スピードは140キロ台に乗っているのですが、まだ満足できません。
5月から調整してきて、腕もしっかり振れるようになってきましたので、
真夏に突入し、もっと調子を上げていけると思います。
痛い箇所はまったくなく、肩や肘は健康そのものなのもプラス材料です。
先発機会をもらうことは、若手を育成しているチーム状況では難しいですが、
中継ぎとしてのショートイニングだとしても、
自分のピッチングに磨きをかけていくことはできると思います。
自分のためにこの中継ぎとしての機会を大切にして、
試合勘を養っていき、前へ進んでいけたらと思います。
チャンスを与えられたらそれをモノにしていくのは当然ですが、
なかなかチャンスがなかったとしても、自分のできる範囲で、
自分のできることをしっかりやっていきます。
オリックスのファームは、ベテランも若手も個人個人が、
それぞれ向上心を持ってトレーニングしています。
雰囲気は明るく、みんなチームの力になろうと頑張っています。
自分もベテラン選手として、前向きに取り組んでいく姿勢を、
今後も見せていければと思っています。