CHARITY
「KQUESTシート」にお越しいただいた方の作文

2004/6/30

巨人

明村聖加さん(写真左)とお姉さん

1. 作文に何を書きましたか?


『勇気』


「私は中学校から私立に入学しました。そこは、想像を絶するような勉強の毎日で、部活も週1回しかありませんでした。学校生活自体はとても楽しかったのですが、私はこんな事をするためだけにこの学校に来たのか?と本気で悩み、学校をやめようと決意した時もありました。その時は、たくさんの人が説得にあたってくれてどうにかとどまることができました。


2002年、開幕戦。中2の春、相変わらず何の目標もなくただ学校に通うだけだった私は初めて井川さんを見ました。その時は、ただなんとなくテレビで野球を見ていただけなのですが、見ているうちにどんどん視線を送らざるをえなくなる阪神の開幕投手、井川さん。どのバッターにも臆することなく立ち向かっていく井川さんがすごく印象的でした。


すごい!なんて真剣なんだろう!皆真剣にプレーをしている中でひときわ輝いている井川さん。甲子園はなかなかいけないけれど、テレビからでも伝わって来る気がします。苦しい事に立ち向かえる強さ、自身の反省を次にいかせるようにする努力。井川さんは私にないものをたくさん持っていて、たくさんの勇気を与えてくれました。


私は今、高校1年生ですが、そのまま、その学校の高校に進学しました。最近になってあの時学校をやめなくて本当に良かったと思います。あの時、つらい現実にただ逃げていたのでは弱い人間になっていたと思います。説得してくれた人達、そして井川さんのおかげで今、目標に向かって頑張っています。


いつも野球に真剣に取り組み、「自分」を持っている井川さん。井川さんのピッチングは、ファンの人を魅了する「なにか」を持っていると思います。見ている人に夢を与える「なにか」・・・。私は井川さんに勇気を貰いました。これからもつらい時もあると思いますが、井川さんの素晴らしいピッチングでたくさんの人々に勇気を与え続けてください。お願いします!!これからも応援しています。」


2. 当選した時の気持ちは?


「うれしくて何も手につかなくて、一人で騒いでいました!!」


3. 甲子園に入ったときの感想は?


「今から阪神の試合を生で見ることが出来るんだと思ってとてもドキドキしました。」


4. 楽しかったこと、面白かったことは?


「点差をつけられても、再び逆転されても粘り強く追いかけて、追い越すという『阪神らしい』試合が見れて、おまけにサヨナラ勝ちという最高の勝ち方をして本当によかったです!!」


5. 試合が終わっての感想はいかがですか?


「どれだけ点差をつけられても絶対にあきらめないという選手の気持ちが伝わってきて、そして本当にゲームをひっくり返してしまうパワーに感動しました。」


6. 井川選手へメッセージをどうぞ。


「今日は本当にありがとうございました!これからも阪神のエースとしてチームを引っ張っていってV2まで導いてください。井川選手のマウンドウ上での姿をずっと見ていたいので体に気を付けて頑張ってください。そして今年も、来年も、ずっとずっと球界のエースでありつづけてください!!」