CHARITY
「KQUESTシート」にお越しいただいた方の作文

2004/4/29

巨人

昌山さん(写真右)とご友人

1. 作文に何を書かれましたか?


「私は今まで、自分が運動音痴なこともあって、スポーツ全般にはあまり興味がありませんでした。中学からずっと女子高で、周りに野球をしている人もいなかったため、バットやボールを実際に見たことも触ったこともありませんでした。野球に興味を持ち始めたのはつい最近のことです。昨年、私は交通事故に遭いました。右手を車に轢かれて指に大怪我を負い、普段の生活さえ不自由になりました。すごくショックで暗い気持ちの日々が続きました。


そんなある日、何気なくテレビをつけると、たまたま阪神の試合をやっていました。私は野球のルールすらよくわからないので、最初は暇つぶしのような感じでテレビをつけていたのですが、選手たちが真剣な表情で一生懸命試合に取り組んでいる姿を見ると、その情熱が伝わってくるような感じがしました。


そして、試合に勝ち進んでテレビの中から歓声が聞こえてくると、私も一緒になってうれしい気持ちを共有することができたのです。それからは私にとっては阪神の選手たちの活躍が励みになり、自分自身ももっと前向きに頑張っていこうという気持ちになれました。手の怪我が少しでも良くなるように必死にリハビリをしたり、左手で字を書いたりする練習もしたので、半年以上経った今では生活も少しずつ楽に過ごせるようになりました。


野球選手の活躍は、見る人に勇気を与えて幸せな方向に導いてくれると思います。私はこれからももっと野球を好きになって、大好きな井川選手と阪神タイガースの応援をしたいので、一度甲子園球場に足を運んで生で試合を見てみたいと思います。」


2. 当選した時の気持ちは?


「まさか当たらないと思っていたので、驚きました!『k-igawa.com』と聞いて何かのキャッチセールスかと思ってしまいました。」


3. 甲子園に入ったときの感想は?


「人が多くて、賑やかでびっくりしました。みんなが楽しんで応援しているのがよくわかって、自分もその中の一人になれてうれしかったです。後ろの席の人からは風船をもらいました(笑)」


4. 井川選手のピッチングを見てどうでしたか?


「(初めて生で野球も見るので)プロの方だからもちろん当然なんですが、運動が苦手の私にとってはキャッチャーまでの距離を投げきれることにまず『スゴイ!』って思ってしまいました(当たり前ですね、すいません)。また、試合に負けている時ほど、ファンの方達が熱い声援を送っているのを見て『井川さんは本当に信頼されているんだなぁ』と思いました。」


5. 楽しかったこと、面白かったことは?


「普段の生活ではなかなか大きな声を出すことがありませんが、観戦しながら自分の気持ちを表に出せることは楽しいことだと思います。運動音痴の私でもいい経験ができました。」


6. 井川選手へのメッセージを


「このような企画は、野球を見たことのない人にもその魅力を伝えられるいいチャンスですし、これでたくさんの人が野球を好きになれると思います。これからも応援していますので、がんばってください!」